医療事務の資格を取るヒント|未経験でもトライしよう

勉強

心身のリハビリをサポート

ウーマン

指定養成校と国家試験

身体や精神に障害を持つ人が機能を取り戻していくためには、リハビリテーションと呼ばれる訓練が必要です。事故や脳血管障害などで手足が麻痺した患者の歩行訓練や生活動作訓練はその代表的な例ですが、このようなリハビリをサポートする職業にも2種類があります。理学療法士は主に運動機能の回復を助けることを仕事としているのに対して、作業療法士は心身両面からの能力回復を支えているのです。まず理学療法士による運動機能回復が行われた後、作業療法士が社会復帰に向けた応用能力の回復を助けるというリハビリ過程が一般的です。このうち作業療法士は国家試験に合格することで資格を取得できますが、受験資格を得るには作業療法士養成施設を卒業することが必要です。養成校には4年制大学や3年制の短期大学の他、3年制または4年制の専門学校があり、3年制の方が作業療法士に特化した教育が行われています。そのため短期間で資格を取得したい人は3年制の養成校の方が有利ですが、4年制の養成校は時間をかけて専門知識を身につける目的に向いています。作業療法士国家試験の合格率は80%前後と言われており、国家試験の中では特別に難易度が高いというわけではありません。しかしながら専門教育を受けた人なら確実に合格できるとは限りませんので、ある程度の受験対策も必要となってきます。作業療法士国家試験は解剖学や生理学・リハビリテーション医学などの一般問題と、専門性を見るための実地問題の2つが行われます。いずれも合格確率を高めるためには、他の国家試験と同様に過去問を徹底分析した受験対策が有効です。国家試験に合格して作業療法士の資格を得ることができれば、医療機関ばかりでなく高齢者福祉施設や障害者福祉施設といった職場への就職に有利となります。社会への貢献度という点でもリハビリが重視されるようになり、作業療法士はこれからの時代に必要とされる職業の1つなのです。